小学校5・6年生に外国語活動が必修化されますが、やはり外国語は早めに慣れさせておくべきでしょうか?意見を聞かせてください。
5歳くらいまでに母国語と同じ比率で、
環境の中に言語(この場合は英語)が飛び交っていないと、
子供の脳は「必要ない情報」と認識してしまい
シャットダウンしてしまいます。
つまりネイティブな発音を学ぶためには、
小さい頃からテレビや音楽などでもいいので、
英語が流れる環境にいることが大切ということです。
例えば1週間ほど海外に行き、まったく日本人と接しないでいると、
脳がだんだんと、その国の言語を学ぼうとするため自然に覚え始めます。
しかし、発音だけは、幼少期に接していないと
脳のニューロンが連結しないため、
完璧な発音をすることは難しいという実験結果が出ています。
ただ早期教育にも問題はあって、
あまり多くの言語を学びすぎると、
心で考えるときに言語が混じってしまい
深く物事を考える思考に影響があるかもしれないともいわれています。
人間が記憶できる領域は決まっているので、
連結が多すぎても、かえって記憶を取り出すスピードが
遅くなるということだそうです。
ただ、同じくIQが高すぎる人も
1つ1つの事柄を認識するために
脳が連結する時間がかかるために理解力は遅くなるといわれています。
ただ1度理解してしまうと
次からはショートカットして情報を取り出すため、
トータル的には問題はないそうです。