人生相談No94:人付き合いが苦手で友達や恋人がいない人生で構わない

Q:相談
私は人付き合いが苦手で友達や恋人がいません。しかし最近、別にいないのならいないで構わないという気持ちが強くなってきました。これはいけないことでしょうか?
A:回答
ネオニート矢野という人がいます。
彼は40歳ぐらいで童貞ですが、
童貞であることに誇りを持っています。

童貞を集めたサークル「童貞連合」の幹部であり、
オタクであり、そして株のトレードで3億円も稼いだ男でもあります。
童貞を捨てることではなく、
童貞を守ることに重点を置いた生き方ですね。

西村賢太という43歳の男性がいます。
彼は、幼少期に父親が強盗強姦の罪で逮捕されて離婚。
中学卒業後に、安アパートで一人暮らししながら、
日雇い労働で生活し、家賃滞納と強制退去を繰り返す中、

藤澤清造(ふじさわ せいぞう)という
1889年生まれの公園で凍死体となって発見された作家の小説を読み、
自分よりも最低な人生を歩んでいることに感動して、
自虐的な私小説を書き、

第144回芥川賞に輝きました。
受賞会見では賞の知らせを受ける直前、
「風俗に行こうかなと考えていた」と語り、
話題になっていましたが、
これもひとつの生き方でありスタイルです。