他人の幸せを喜ぶことができません。
わけへだてなく他人の幸せを喜べる人間などは存在しません。
例えば、あなたが、いきなり通り魔に刺されたとして、
その通り魔は、実は、あなたの知り合いだったのに
証拠不十分で逮捕すらされないで、
さらに、あなたの恋人が寝取られたら嫌ですよね?
そんな奴の幸せを喜ぶことはできないはず。
でも逆に、あなたに子供がいたとして、
可愛がっている子供に何か良いことがあったとしたら、
それは自然に喜べるはずです。
このように単純に「他人の幸せを喜べ」と言われても、
その側面を知らないと、
真の愛情が芽生えるのか
憎しみがうまれるのかは判断できないわけです。
言葉だけをなぞって誰にでも親切にすることが必ずしも良いことではなく、
良い事柄さえも多数にわたり分類でき、
人により幸せの感じ方が違うことを知り、
状況に応じて分析して良い事柄を提供できる人間になることが、
真の理解だと思います。