人生相談No65:嫉妬のイライラを抑えられません

Q:相談
僕 には趣味があります。その趣味の世界では有名な人がいて、僕はその人に憧れていましたが、そのことを友人に話したら、その後、友人があるきっかけから、そ の人と知り合って、仲良くなりました。それからというもの友人は、その憧れの人の話をアピールしてきてウザいです。嫉妬しているだけということは自分でも 理解していますが、イライラを抑えられません。
A:回答
2つの考え方ができますね。
まずは自分の正直な気持ち(嫉妬するなど)を友達に伝えてしまい、
そのうえで憧れの人を紹介してもらうという方法です。

自分のプライドを崩してしまい、
新しい出会いを得てしまうわけですね。
そうすることで欲求は達成できるわけですからイライラは消えるでしょう。
(逆に友達のほうが嫉妬する可能性はありますが・・・)

もう1つの考えは、憧れの人が自分のイメージと違って
幻滅する可能性があるというものです。

例えば、物凄く大好きな芸人がいたとして、
その人と個人的に知り合えることになったとします。
しかし自分がTVなどで見たのとまったく違い、
物凄く性格が悪かったとしたら、
今後は、その人物の出演する番組はマイナスイメージがつきまとい
見ることはできなくなるでしょう。

それと同じで、
憧れは憧れのままでとどめておくほうが、よいことがほとんどです。

湖にキラキラ光る石があり、
皆がそれを神様だと思い祈りをささげていたが、
拾ってみると単なるガラスの破片だったというオチと同じですね。

今のイライラは、このAとBのどちらの考えにも属していない
中途半端な状態だからイライラするのです。
ベクトルを定めて思考をどちらかに傾ければ、
その苛立ちはなくなることでしょう。

人生相談No64:過去に付き合ってきた元カノが気になる

Q:相談
私は、夫が過去に付き合ってきた元カノなどが気になって仕方がありません。元カノの話をしたり思い出の品を取っておくだけでもケンカになります。もちろん写真やプレゼントなどは全部捨ててもらいました。
A:回答
これは逆のパターンもありますよね。
旦那が妻の過去を気にするという。
どちらにしても自分に自信がないときには気にしてしまうものですし、
独占欲が強くなっても同じようなき持ちが湧き上がります。

根本の原因には
捨てられたらどうしようという不安からくるもので、
その感情を払拭するために相手の中で1番になろうと思うわけですね。

思い出の品を取っておくという心裡には
自分の存在証明を残しておきたい、
歴史を刻んでおきたいという執着からきています。
こうした状態を変えていくためには、
お互いが逆の心裡を取り入れるのがいいと思います。

例えば、独占欲が強いのなら、
過去の記録を気にするよりも、
新しい思い出をたくさん作ることに努力するとか、
より印象に残るデートやプレゼントをするようにしてみるといった
行為に力をそそぐほうがよいでしょう。

人は同じ場所やキーワードの思い出がある場合、
よりインパクトの強いものを見ると過去の記憶は上書きされてしまうようにできています。

そうした事実を知っていれば、過去を無理やり消去させるという行為は
マイナスの作用をもたらす
(写真を捨てさせるなどが悪い思い出として残り、ますます昔の記憶が良く思える)
ことがわかります。

また過去の写真などを大切に保管する人にたいしては、
もしも火事が起きたら?津波で流されたら?
地震で非難するときに何を持っていくのか?
といった極論をイメージさせればよいでしょう。

そすうることで1版大切なものは心の中にあるものであり、
物質という形状は持っていけないことに気がつくからです。
思い出は心の中にある。

これはどちらの立場であっても共通概念であるわけですから、
そこを重要視すべきなのです。
そうしないと単なるエゴで終わってしまいます。

人生相談No63:子供の頃に性的虐待を受けていた

Q:相談
結 婚を前提に付き合っている彼氏がいます。(彼とはインターネットで知り合いました)私は両親が医師なので彼氏や周りからは良い家と思われていますが、実施 はまったく違います。彼氏には専門学校に通っていることにしていますが、実際は子供の頃に性的虐待を受けていたショックで引きこもりになり、中学すら行っ ておらず、就職もできないので世間体を気にして通信の専門学校に通っている状態です。自立できてない私には実家から援助を受けて生活していますし、こうし た事実を彼には伝えていません。正直に話したほうがいいでしょうか?
A:回答
言わないほうがいいでしょう。
言ったところで現実は変わらないし、
自分が楽になりたいという気持ちがそうさせているだけです。
そして実際に楽にはなりません。
なぜなら自分の方向性を自分自身が納得していないからです。

彼氏に言う行為と、こうした場で他人に告白する行為も
心理的には同じ効果を得られているため、
すでに自分が楽になりたいという欲求は満たされたことになります。
しかし実際は楽にはなっていませんよね?そういうことです。
ではどうすれば楽になれるのかというと、
脳の認識を変化させるしかありません。
まずトラウマとなる部分を分類してみます。

性的虐待、学歴、自立、嘘、という部分で、
虐待を受けていた家族に援助してもらっていることで
自分を責めています。
また自立できない原因を学歴のせいにしていて、
彼氏には嘘の自分をアピールしているため苦しくなっているというのが現状です。

これを違う考えで認識しなおします。
例えば、同じように虐待で苦しむ人をサポートできるのは、
あなたのように同じ傷や痛みを持つ人にしかできません。

誰にも言えないで悩んでいる人の話を聞いてあげるような
職業やボランティアをやってみるなり、
そのために何らかの資格が必要ならば、
それを取得することを目標にすればいいでしょう。
あえて後ろ向きな人生を飲み込んでしまうことで、
目標などに融合してしまうわけです。

こうなると虐待、学歴、自立の部分がいっきに解決に向かいます。
自分の傷が人の役に立つという変換が行なわれるからですね。
そうすると自分という人生が嘘ではなくなるので苦しさは半減するはずです。

人生相談No62:過去の失敗やダメなところばかり思い出す

Q:相談
ひとりぼっちになると突然悲しくなり涙が止まらなくなります。過去の失敗やダメなところばかり思い出してしまい自分の髪をひっぱって抜いたりするぐらいです。
A:回答
おそらくストレスやプレッシャーなどによるものだと思います。
参考になるかわかりませんが事例を出してみましょう。
よくTV番組で追い込むような内容の番組がありますよね。
潜入調査みたいなのとかドッキリだとか。

そういう番組に出演していた、
ある女性タレントが収録中に髪をひっぱって
抜きはじめてNGになるという事実を知っています。

他には、都内に住む金持ちの娘
(自宅にエレベーター、書庫があり、トイレは男女別々ぐらいの規模)と
知りあいまして、彼女は、ひとりぼっちになると
突然悲しくなり涙が止まらなくなえうと話していました。

彼女の場合は、普段働いていないで、
しょっちゅう自宅などでパーティーばかりしていますが、
世間体ということを気にしたときに恥ずかしくなり悲しくなるようです。

人により原因は違いますが、
こうした悩みの根本は貧乏だからとか、
ルックスが悪いからだとかは関係ないということがわかります。
表面的な部分ではない、
心理的なことに悩みが隠されていると考えられますので、
そういうことを意識して自己分析してみましょう。