人生相談No10:打ち上げ花火大会デート浴衣と洋服どっちにしようか

Q:相談

彼とのデートで花火大会に行くのですが、浴衣にしようか洋服にしようか悩んでいます。人が多いし、浴衣で下駄だと歩きにくいし彼に迷惑がかかるか心配です。
A:回答
彼の心理からすれば自分のために
浴衣を着てくれたことに喜ぶのではないでしょうか。

ノーパンならもっと喜ぶかもしれませんね。(笑)


人生相談No9:自分が嫌いでこの世に存在しないほうがいいんじゃないかと思う

Q:相談
自分が嫌いでこの世に存在しないほうがいいんじゃないかと思うほどです。人と会う約束などがあると不快な思いをさせたらどうしようとか、自分と話しててもつまらないと思われるんじゃないかと不安になり息苦しくなります。
A:回答
少し対人恐怖症気味かもしれませんね。
ただそういったカテゴリー分類をすると心が固定化しやすくなるので
「自分は対人恐怖症」みたいに思わないでください。
結局は、自己暗示によって人の心は良くも悪くもなりますので。
まず今回の悩みを逆から考えてみることにしましょう。

この世に存在しないほうがいいと思うのであれば、
この世に存在したほうが良い人間のタイプとは
どういったものなのでしょうか?
まずはそれを具体的に書き出してみるなり
思い浮かべてみるなりしてください。
同じように、この世に存在しないほうがいい人間のタイプも
書き出してきましょう。

今度は、それを比較してみてください。
おそらくこの世に存在しないほうが良いタイプの重さに比べて、
存在したほうが良いタイプのほうが軽い性質を持っているのではないかと思います。
例えば、快楽殺人者とか、
この世に存在しないほうが良いタイプに属するわけですが、
それに比べれば話がつまらないなんてことは軽く感じませんか?

また話がつまらないことがコンプレックスならば、
言語学とか心理学とか学術的な側面で「会話」というものを分析してみてください。
大抵の人は、「話し上手になる本」みたいなのを
チョイスしてしまいがちですが、
それだと逆にプレッシャーがかかってしまうため、
より不安になってしまいがちです。

心理学とかの側面でみていくと、
面白いことに人は他人の話をほとんど聞いていないことがわかります。
話の内容よりもしぐさとか
声のトーンで印象を決めているだけだったりしますし、
あなた自身もそのようにして他人の話を聞いていることに
気がつくことができるはずです。

例えば宇宙学者で有名なホーキング博士など、
話すことはおろか手足も動かせません。
目の動きでPCに設置された文字を打ち込んで、
機械音声に文章を喋らせてコミュニケーションをとっていますよね。

会話ができなくても人は相手の話をつまらないとは
思わないということがわかります。
こうやって今の自分に何かをプラスして自信を持たせるのではなく、
あえて現状維持のまま意識だけを再構築させるようにすれば
不安は多少改善されてくると思いますよ。

人生相談No8:リストカットしたことを彼氏に打ち明けるべき?

Q:相談
彼氏に会えないことが寂しくてリスカをしてしまいました。普段からリスカをしてしまうのですが、彼に打ち明けたほうがよいですか?
A:回答
別にどちらでもいいでしょう。
ためらい傷が多いようなら彼氏も気がついていると思いますし。
こういったものは脳の認識力が誤作動しているのが原因なので、
まずは自分自身がどうありたいかという方向性が定まらないと治りません。

例えば、リストカットをやめたいと思っているのか、
それともやめたくないと思っているのか。
やめたいと思うのであれば、
なぜやってしまうのかの原因を探らないといけません。
すでに文面にもあるように、
そのヒントは「寂しさ」にあるはずです。

世の中には彼氏がいなくて寂しいという人もいますが、
あなたは彼氏という存在がいても寂しいわけです。
むしろいなくなったらどうしようとか、
もっと自分のことだけを考えて欲しいという欲求から
リスカに走っているとも考えられます。

そこから分析すると、自分という存在を注目して欲しいとか、
忘れて欲しくないということが悩みの本質にあるわけです。
そうした不安感がどこから来るものなのかを
今度は考えなければなりませんが、
大抵は幼少期の環境によるものが多いです。

例えば愛情をあまりそそがれなかったとか、
そういうたぐいですね。
イジメとかそういう自己否定に繋がるものかもしれません。
こういったものはマイナスイメージを思い出として記憶しているからつらくなるわけですから、
より強い記憶を上書きするか、
マイナスの記憶の中にプラスの側面を見出す
(許すのではなく再構築させて視点を変化させる)
といったことが効果的だと思われます。

後は、ごくまれに遺伝子的なものが関係していることもありますが、
そういうのは個人でなんとかできるものではないので
カウンセリングの範囲外になります。医者による治療が必要です。

人生相談No7:付き合っている彼氏がいますが、実は好きではありません

Q:相談
私には付き合っている彼氏がいますが、実は好きではありません。もともと「好き」という感情そのものがわからないのですが、友達同士でする恋愛話などにあわせるために無理して付き合っている状態です。
A:回答
カナダのブリテッシュコロンビア大学の
ローリーブロント博士の研究によると、

生まれつき男性にも女性にも
恋愛感情を抱いたことは無いし、
SEXにも興味が無いという
無性愛者が男女全体の1%ほど存在するすです。

こういった性欲や恋愛感情は
遺伝子によるものが関係していることは、
最近の研究により明らかにされてきました。


あなたは、無性愛者でないにしても、
こういった遺伝子を持っている可能性はあるかもしれません。

それとも、単純に出会いがそれほど多くないために
自分と相性の合う異性とめぐり会っていないがために、
恋愛感情が作動していないということも考えられます。

どちらにしても生きることに支障はないですし、
あなたは正常ですので、気にしなくてもいいと思います。


人生相談No6:誘惑に負けそうな自分が嫌い

Q:相談
資格免許取得のために遊ぶことを我慢して勉強していますが、周囲の友達が自由に生活している姿を見ると心がグラツキます。例えば、飲みに行ったり洋服を買ったり映画を観るなど誘惑に負けそうな自分が嫌いで悩んでいます。
A:回答
これはもう脳を錯覚させて
自己暗示かけるしかないかもしれませんね。

努力がたりないなんて言葉をかけられたところで
努力が持続するわけでもないでしょうし、

たまには遊びなさいとアドバイスしたところで堕落して、
あげくのはてに人に責任をなすりつけられたら、
たまったもんじゃありませんから。

自己暗示のかけかたはいろいろありますが、
巷でやられているような催眠療法系は意味が無いのでやめときましょう。

(洗脳されやすくなるし個人差がある)
では、どういった方法があるかというと、
脳を納得させるというやりかたがまずあげられます。

例えば飲みに行くことが楽しいと感じるのはなぜなのか?
ということを考えます。
ノートに書き出してみてもいいでしょう。


友達と一緒に飲みに行くから楽しいのか?
それとも一人で飲みに行っても楽しいと感じるのか?
もし前者であるならば、
問題点は酒ではなく友達との会話にあるわけです。



だとすると酒を遠ざけるのではなく、
友達を一時的にでも遠ざける方法を考えるべきなわけです。

例えば、携帯の連絡先をバックアップで保存しておき、
その後、登録者の名前だけ削除して携帯からだと検索もできないし
誰からの連絡かわからないようにしておく。

人間というのは手間がかかるほど
行動に起こさなくなる生き物なので、
連絡をとるのに、わざわざ手書きの電話帳を見てまで
連絡しようとか思わなくなるわけです。


長いメールアドレスをいちいち手打ちで入力してまで
連絡を取ろうとは思わないし、
また相手からの連絡も誰だかわからなくなれば、
いちいち調べるのがめんどくさくなり、
だんだんと億劫になってくるわけです。

というか、そのように脳が認識しはじめるので
自然と距離が置けるわけです。

縁を切るわけでは無いし、友達にも
あらかじめ説明して置けばいいだけなので安心です。
逆に後者の場合、酒を遠ざけないといけません。


この場合は禁酒と同じなので飲む量を決めておいたり、
1日ビール1本などとルールを作るなどの対策が必要でしょう。
ただ本能的欲求ですので抑えるのは前者よりも難しいかと思います。
アル中の気質があるとなおさらですし。

後は、洋服を買うというのも脳に
何らかの言い訳を与えてあげる必要があります。

例えば、あなたが若いのであれば80年代のボディコン服とか、
派手な原色の服を着たいとは思わないはずです。

つまり洋服というものは時代とともに変化するものなので、
現代を感じさせるビジュアル的な情報を
シャットダウンさせておけば大丈夫なわけです。

テレビをやめてラジオを聴く。
もしくはテレビの映像出力端子だけ抜いてしまって
音声だけで情報を取得するようにする。
それだけでも脳の認識は変化するので求めなくなります。

観たい映画があるのならばブックマークしておいて
後でDVDなりをレンタルして観ればいいわけです。
よほどマイナーな映画でないかぎり、
数年経過してもレンタルで借りられるはずです。


また観るときも自宅であれば2~4倍速で見ることで
時間を節約できるので、食事中とか隙間の時間を利用して
DVDを見れば息抜きにもなるでしょう。

2時間映画なら1時間弱で観れますし、
4倍速なら30分弱で内容は把握できます。
このように自己暗示といっても様々な手法があるわけで、
催眠系に嫌悪感がある人は、
このような認知系の方法を試してみると効果があると思いますよ。

誘惑を我慢するのではなくて、
いかにして共存するかがポイントなのです。

人生相談No5:休日は家にいるだけの生活で趣味もないサラリーマン

Q:相談
30 代のサラリーマンです。仕事は充実しているのですが、休日などはずっと家にいるだけの生活で趣味がありません。何か趣味をみつけようと、ジムに通ったり英 会話を習い始めましたが、3ヶ月ほど前に行ったっきり今はまったく続けていません。プライベートを満足させたいとは思っているのですが趣味が続かないこと が悩みです。どうしたらいいでしょうか?
A:回答
どのような職種かわかりませんが趣味が仕事ということが考えられます。
本来趣味とは夢中になれる行為のことであり、
給料などの対価を求めることよりも自分が参加する喜び(精神的満足感)に
比重が置かれているだけだったりします。

すなわち、あなたが仕事にたいして
給料以外の喜びや満足感を得られているのであれば、
「趣味=仕事」という状態の可能性がありますし、
無理してプライベートを充実させる必要性はないかと思われます。

ジムに通うのは体を鍛えるのが好きだったり、
英会話に通うのは英語に興味があるからであり、
その行為自体に興味がないのであれば継続できなくて当たり前です。

大切なのは興味が持てるものは何かという部分であり、
それを見つけるためには、視野を広く持ち選択肢を増やす必要があります。

別に難しいことではなく、ネットサーフィンしながら
気になったページを片っ端からブックマークして、
さらにそのなかから再び読み返したい記事をクリックしてみるとか、

ネットショップで気になった商品をカートに片っ端から入れていき、
後から購入したいものだけを選別してみるなどでも、
あなたの脳がどのようなジャンルのものに興味があるかが判明するはずです。

ようするに情報を振るいにかけるわけですね。
そのなかで最終的に残ったジャンルのものを研究すればそれは趣味です。
例えば、抜け毛が気になるのであれば、
育毛のことを徹底的に調べるとか。
別にカツラや毛生え薬を購入する必要はありません。

その市場のことを深く調べていくうちに、
薬の種類やら、抜け毛の原因などいろいろと知らない情報が手に入るはずです。
例えば、マイタケの汁を頭に塗ると育毛効果があるなど、
自然物でも髪に効果があり自宅で簡単に作ることができるものだってたくさんあるわけです。

このように自分の悩み1つでも
趣味領域まで掘り下げることができるわけですから、
まずは良くも悪くも気になるジャンルのものを
探し出してみることからはじめてみてはいかがでしょうか。






人生相談No4:高学歴の女は愛想や性格悪い

Q:相談
高学歴で、恋愛経験無しの女性って性格や愛想が悪いのが多いのはなぜですか?
A:回答
かならずしもそうとは限らないし、
実際には性格が悪いのではなく、
自分のプライドと自信の無さが重なってしまい
結果的に無愛想になってしまったということも考えられます。

実際に東大卒の35歳で恋愛経験無しで、
ネットで婚活している女性がいますが、
彼女の場合は、モテないわけではなく、
あきらかに自信がないだけだったりします。

お見合いパーティーでカップルになることもあるし、結婚相談所サイトで
男性とデートして付き合いを申し込まれることもあるのにもかかわらず、
全部断ってしまうのです。

その理由は「どうせ自分なんか嫌われる」と
付き合う前から悲観的になってしまうことが原因だったりします。
ようするに35歳で男性経験がないことが不安なんですよね。

また高学歴だからといって
キャリアウーマンタイプでもありません。
職業はガテン系の職人で、
職場は肉体労働者のおっちゃんばかりという、
まったく学歴と関係ないし。(笑)

ではなぜ恋愛経験もないのに、
いきなり結婚しようとするのかというと、
彼女の母親が孫が見たいと催促するという典型的パターン。(ちなみに母子家庭)
結局、彼女自身気がついていないのでしょうけれど、
親の期待を裏切らないために結婚相手を探しているだけなんですよ。

おそらく東大卒業も親に認められたくてしただけだし、
本質としては恋愛を拒否したいがために、
職場は、おっさんが多い場所を選んでいる。

また母子家庭で育ったということで、父親像というか
お父さんから本来得られるはずの安心感を経験するために、
そうした職場を選択したと分析できます。
ということで、今回の相談にアドバイスするとしたら、
「気のせい」であり「人による」としかいえません。

まぁ、彼女に当てはめるのであれば、実際は性格やルックスも悪く無いけれど、
お見合い相手などの男性からしたら愛想が無いし、
誘いも断られるので性格が悪く見えてしまうという誤解を与えているだけ。

逆に、こういった女性を口説きたいと考えている男性がいれば、
彼女の内面に入り込むことが重要です。
キーポイントになる部分は何かさえつかめれば
理想の男性像を演出してあげればなびくはずです。

例に出した彼女の場合だと、「母子家庭」ということがポイントで、
職場もオヤジばかりということでファザコン気質がうかがえるので、
包容力を強調してあげることが武器になるはずです。
っていつのまにか恋愛相談みたくなっちまったい。(笑)


人生相談No3:偏差値低い奴は学校行く意味なんてない

Q:相談
勉強しても低い偏差値のやつって学校行く意味ありますか?中学までは義務教育ですが、偏差値四十以下とかの公立高校って必要ですか?
A:回答
まず偏差値で賢さを計ることはできないでしょう。
そもそも偏差値というシステムじたが、日本と韓国ぐらいしか導入していないので。
賢さとは生き方や知恵という部分で判明するものなので、IQを含め
偏差値とは違うルールでの学力テストで基準を計測する必要があると思います。

後、高校そのものについては必要性は感じません。
大学検定なども存在するわけですし、飛び級じゃないですけど、
個人個人に必要な勉強や必要知識を学んでいけるような教育システムを構築すべきかと思います。
そうすることのメリットは、学びたくても学べない人達をサポートすることができるからです。

確かに、あなたの言うように学びたくない人を
税金で公立高校に通わせるのは疑問に感じる人も多いでしょう。
しかし本来、教育というものは平等であるべきです。
知識や知恵を得るための方法に年齢や
人種や貧富による差別があるべきではないし、あってはならないのです。
誰でも自由に興味のあることを調べる権利を与えることは非常に重要です。

少し違った視点で考えてみてください。
例えば、インターネットに情報を掲載する自由を奪われたら、
僕は、今この文章を書くことも許されないし、あなたが読むこともできないわけです。
検索する自由も同じです。
あなたが知りたい情報を調べる権利を奪われるということは、
あなたは進化することを邪魔されているということであり、人類の発展はありえません。

知識の探求した結果、地球は丸いということが判明したわけであり、
それが許されないのであればいまだに地球は
亀やら像やらの上にある平面世界と考えられていたことでしょうね。

あなたが何に興味があるかは僕にはわかりませんが、
例えばゲームが好きで英語が苦手だとしましょう。
苦手な英語を8時間勉強することはできませんが、
好きなゲームを8時間やることは可能なはずです。

このように人は、興味のあることは苦にならないようにできているため、
まずは興味あることを見つけ出すことが先決だと思います。
その先に付随して人生というものが存在すればベストでしょうね。
ストレスフリーの仕事がみつかりますし。(笑)

勉強というものは、自分が自分であるためにするのです。
自分を形成するために学ぶのです。
あなたという存在は、過去の人々が築き上げた知恵の結晶であり、
知識を得たからこそ思考することができるわけです。

ということは、学んだことを未来に橋渡しする役目が
誰にでもあるということです。
自分の勉強とは、自分を形成するための勉強であり、
未来を築き上げるための勉強なのです。








人生相談No2:小学校教育のモラル低下と体罰問題

Q:相談
小 学校の子供がいる主婦です。先日、娘の授業参観があったのですが授業中に「トイレ!」と席を立つ男子生徒にたいして教師は何の注意もしないで許可しまし た。私が小学生の頃は、トイレは休み時間に行くものであり授業中のトイレは禁止というものが普通だったので、とても違和感があります。トイレに行かせない と体罰問題になるので行かせているということですが、こうしたしつけにモラルの低下を感じる私は変なのでしょうか?
A:回答
近年モンスターペアレントや体罰が問題視されていますが、
そこまで深い問題ではないと思いますよ。

まず、あなたが小さい頃に受けた教育と現在の指導が違うからといって、
どちらが正しいとか間違いというわけではありませんし、

それによってしつけやモラルが低迷するか向上するかも関係ないと思います。
なぜなら今回の相談は、いくつかの視点によって
感じ方がまったく異なるものになるからです。

まず休み時間にトイレに行けなかった子供の視点から考えて見ましょう。
これは子供の性格により、繊細な子だと授業中に手をあげて


トイレに行くことを伝えるのが恥ずかしいと思うタイプもいれば、
羞恥心が低いタイプだと今回のように授業参観という場において
堂々とトイレに行くこともあります。

さらには目立ちたがり屋な子であったとすると、本当はトイレに行きたいのではなく、
他の親に見られている特殊な環境化において
目立ちたいという心理が働いてしまい、そういった行動をとったとも考えられます。

続いて教育といった視点から分析してみますと、
同国における時代背景で比較するのではなく、
グローバルに他国ではどういった教育をしているかで比較してみましょう。


今回の相談において、あなたが親として心配なのは
「しつけ」という部分だと思いますが、
日本よりも学力が高い国(世界ランキングで上位国)にスウェーデン(フィンランド)があります。

スウェーデンでは、授業中に水を飲んでもトイレに行くのも先生の許可などいりませんし自由です。
なぜなら勉強というものじたいが自己責任という考えだからです。
そのため学力テストはあっても点数による評価は存在しません。

さらに授業内容においては、麻薬についてや政治について自分で考える授業もあります。
アムステルダムなども授業についていけない落ちこぼれを出さないために
上級生と下級生は一緒の授業を受けてますし、
先生の授業を聞きたくない人は、上級生と一緒に勉強をしたりと自由度が高いです。

なぜこうも国によって指導に違いが出てくるかというと、
おそらく移民が多いかどうかなど他国の文化や常識や違いというったものが
教育というものと深く関連しているかどうかによるからだと思います。

つまり子供達に自分以外の違いについて学ばせると同時に
共存するための方法を考えさせているわけですね。
「私が小学生の頃は、授業中トイレは禁止だった」
という教育は、しょせん先生に植え付けられたものでしかないわけです。(正しいか否かは別問題)

グローバル化が進んだ現在において
「トイレは禁止」ということが正しいと断定してしまうと、
他国の教育は間違えであるということになりかねません。
これは他国文化教育を否定することと同等です。

「しつけ・モラル」という点においてもスウェーデンのほうが
学力が高いのであれば心配する必要はないかと思われます。

長文になってしまいましたが、簡潔にまとめると、
授業中にトイレに行くかどうかに、モラルの欠如があるのではなく、

授業参観という特別な日にトイレに行こうとした
生徒の心理状態は、どういったものであったのか?
を考える必要があるのではないかと思います。

人に見られるということは極度の緊張感を生み出します。
そのため授業中にトイレに行きたくなったのかもしれませんし、

もしかしたら目立ちたかっただけかもしれません。
羞恥心のハードルが低いことは確かかもしれませんが、
女子生徒ならばこの点は心配でしょうけれど今回は男子ということですので。。。

さらにもう少し深く考えると、会社の会議中にトイレに行くのに、
わざわざ手を上げて了解を得るかどうか?という観点と、
会議中にトイレに行きたくならないように
事前にトイレに行っておくという観点は、おなじしつけのようで、違うはずです。


前者は、スウェーデンの例で説明できますが、
後者は「寝る前にトイレに行かないとオネショする」といった解決法と同等です。

つまり授業中にトイレに行くことが正しいかどうかという概念と、
休み時間中にトイレに行っておくという教育は、似て異なるものであり、

休み時間中にトイレに行っておこうという用意周到な考えは、
子供だけでなく大人になり社会に出たときでも必要な能力だし、

この能力にはスウェーデンであろうと日本であろうと、
どちらの国にたいしても必要なモラルであるわけです。
(会議中に漏らすような大人は問題であることは誰の目にも明らか)

ですから今回の相談において「トイレは休み時間に行くもの」という
モラルは現在も必要な教育ですが、
「トイレ禁止」は時代とともに教育が進化しているため、
モラルの低下とはみなされないかもしれませんね。


人生相談No1:親から自己中だとかワガママと罵声されて困る

Q:相談
よ く私は、自己中だとか、わがままと親から言われます。自分では思ったことは口に出さないと気がすまない性格なのですが、外国人の友達などは考えは言葉にし なければわからないというのが普通で、日本人は本音を出さないからわかりにくいと言っています。そこで相談なのですが自己主張とわがままの違いは、何です か?
A:回答
自己主張は、自分を表現することであり、
他人に自己の考えを理解しやすくするために伝える手段ではないでしょうか。
逆にわがままというのは、自分の希望する行動を
相手に強要する行為だと思います。
まぁ単語や言葉の意味合いだけをなぞれば簡単なことですが、
人間の脳は、そう簡単にこの違いを理解しようとはしません。

そこには生まれ育った国の文化や思想といったものが根本にあるからです。
それを受け入れた上で相手を尊重することが大切ですが、実際は固執や執着心といった
自分の育った環境を否定したくないという思いがほとんどです。

ようするに相手の考えを肯定することで
自分が正しくないような気持ちになってしまう。
常識のボーダーラインにズレがしょうじてしまうことに嫌悪感があるということが問題となり、
あなたの母親と友達のように真逆の意見が出てくるのではないかと思います。

あなたという存在は同じであるのにもかかわらず、
母親からみた「あなた」という存在と、
友達からみた「あなた」という存在は
逆の人物像に位置していますよね。

この問題(ズレ)を修復するためには、
母親の考えを変えることも不可能ですし(というか労力がかかる)
同じく友達の文化を変えることもできないわけです。

この問題を解決するには母親の意見を無視するか、
もしくは相手の要求する思いに合わせるしかないでしょう。
相手の思いに合わせるというのは、難しく考える必要はなく、
まず相手(母親)の話を聞いてから、
それを否定しない意見だけを述べるように注意すればいいだけのことです。

自己主張が、わがままと勘違いされてしまう要因は、
自分という存在を相手側に把握させようという意識が強調されすぎているからなので、
逆に相手の意見を強調(尊重ではない)させて、
あなたが相手以上に相手を理解してあげればいいと思いますよ。

人間は自分が一番自分を理解していると思いがちですが、
実際はそんなこともなく、自分の考えなんて曖昧でいい加減に伝えていることがほとんどです。
だから相手をよく観察していれば、何を求めているのかはすぐにわかるはずです。

例えば、SMのサド(攻撃側)とサド(受身側)ならば、
どちらが自己主張が強くて、どちらがわがままなのでしょうか。
いっけんするとS側がM側に命令しているように思いますが、
命令して欲しいと望んでいるのは、M側なわけです。
こう考えると、どちらが自己主張してるのかパラドックス現象がうまれてきてしますよね。

これと同じで、自分の意見を伝える前に相手の意見を聞くことで、
わがままと解釈されることもありませんし、
聞いてみたら相手には意見なんて何も存在しなかったというオチもありえるわけですよ。
だからあなたは自己主張することをやめる必要はなく、
そこにプラスαの能力を身に着ければ、新しい人間関係を再構築することができるのではないでしょうか。