Q:相談
1人の異性を愛し、愛されるという考えは当たり前だと思っていましたが、世界には一夫多妻・一妻多夫という考え方もあります。浮気を容認するのは、正しいのでしょうか?
A:回答
一夫多妻や多夫一妻で生活している人々をよく調べて、
その心裡を分析してみるとわかるでしょう。
例えば、一夫多妻であっても前妻は2番目の妻に嫉妬します。
これは、自分に向けられていた愛情が、
他の女性に向かうことにたいして
愛情が半減してしまうことを心配しているわけです。
これは多夫一妻でも同じですし、
国が違っても同じ傾向がみられます。
しかし、全員を均等に愛情をそそいでいると不思議と妻同士
(もしくは夫同士)が協力し合って家族を支えようとしはじめるのです。
お互いが話し合ってルールを作ったりもします。
また結婚制度というものも愛情には比例しないようです。
イギリスやフランス、ハワイなどでは
結婚しないで出産するケースも多いです。
かといってシングルマザーなわけでもなく、
同棲生活の延長のまま家庭を築いているだけで、
愛があれば結婚というものじたいにこだわりが無い人もたくさんいます。
このことから愛情さえ均等に与えられれば
結婚制度の規制は関係ないと考えられます。
ただ1人にたいしても愛情をむらなく
与え合うことは難しいことですので、
結果的には1人の異性を愛し、
愛されるという考えのほうが主流になってしまうのは
仕方ないことだとは思います。