幼少期に見知らぬおじさんに裸を見せつけられました。それ以来、男性のHな話を聞くのが苦痛です。
心理療法のエピソードにこういうものがあります。
ある女性が男性のHな話を聞くと嫌悪感があるという悩みを
カウンセラーに打ち明けました。
そのカウンセラーは、
「あなたの家で1番セクシーな下着を履いてきて明日また相談にきなさい」
と言いました。
次の日、その女性は
「セクシーな下着を履いてきました」
とカウンセラーに打ち明けると、
そのカウンセラーは
「では、私が今からHな話をしますので、黙って聞くか、もしくはその下着をこの場で脱いで机の上に置いて帰るかどちらかを選択してください」
と言いました。
その女性は、下着を人前で脱ぐことよりも、
Hな話を聞くことを選びました。
すると、その後はHな話を聞いても、まったく平気になったのです。
つまり記憶というものは
印象が強いものをインプットする性質があるので、
よりインパクトの強いものを
記憶のキーワードに再認識させることで、
今まで苦手だったものが平気になったりするわけですね。
村西とおるがアダルト業界について解説している本や、
官能小説を読んでみたり、AVを見てみたりと、
あえてインパクトの強いものを見ることで、
過去の経験や他人のH話が、
たいしたことのないものだと思えるようになるかもしれません。
とにかくHについて資料を集めて
より多くの情報を頭にインプットしてみると見方が変わると思いますよ。
デッサンのヌード写真集にエロスは感じないのと同じことで、
問題は脳がどのような判断を下しているかなのです。